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ダイエットしよう!と決心すると、まず食事内容を見直したり、運動をする、という人がほとんどではないでしょうか。
ダイエットとは、体重を減らすことではなく生活習慣を変えることです。
その生活習慣が本当に自分の「モノ」になってはじめて、リバウンドもなく、我慢することもなく、いい状態をキープできるようになるのが理想です。
なので、食事内容を見直す、運動をする、というのはとってもいいことです。
でも、食事も運動もがんばっているのに、ダイエット効果も得られず健康にもなれないという人は考えられる原因として、
・食事制限をしすぎて体に必要な栄養素が摂れていない
・今の自分の体力に見合った運動をチョイスしていない
こんな風にせっかく頑張っているのにうまくいかないと、もともと食べていた以上に食べてしまって、ふりだしに戻ってしまう・・
食欲のコントロールというのも、ダイエットや体質改善には大事な要素です。
食事、運動に並んでしっかり摂るべきは、休養 です。
ちゃんと眠っていますか?
まず、睡眠不足だと太りやすくなり、痩せにくくなります。
やっぱり本能に逆らうとダメなんです。
食欲のコントロールが難しくなる、と言ったほうがいいかもしれません。
これは純粋に、夜遅くまで起きているとお腹がすいてしまい、余計に食べてしまう。
というのもありますが、ホルモンバランスが乱れた結果、食欲が増してしまうんです。
痩せるためには食事のコントロールが必須なので、ここからつまづいてしまいます。
睡眠不足だと、食欲がわくホルモン「グレリン」が多く、食欲を抑えるホルモン「レプチン」が少なく分泌されるようになってしまうためです。
そしてもう一つ、睡眠に関わる大事なホルモンとして「成長ホルモン」について。
成長ホルモンは、寝入ってから2〜3時間で分泌されるもので、別名若返りホルモンとも言われています。
若返り!特に女性には見逃せないワードですね〜。
成長ホルモンは、細胞の修復、疲労の回復に関わっているのでとても大事なものなんです。
成長ホルモン分泌のためのゴールデンタイムは午後10〜午前2時と言われているので、徹夜や深夜まで起きている習慣のある人、そもそもの睡眠時間が短すぎる人は要注意です!
成長ホルモンが十分に分泌されないまま、通常明け方に分泌され、目覚める準備をはじめるためのホルモン「コルチゾール」が分泌されるとこれもホルモンのアンバランスになってしまうんですね。
コルチゾールは別名「ストレスホルモン」と呼ばれるもので、ストレス対処の働きをするものですが過剰に分泌されるとダイエットには悪影響を及ぼします。
コルチゾールの過剰分泌は、脳内ホルモンのセロトニンを減少させ、セロトニン不足に。
セロトニンは食欲を抑える働きがあるので、不足すると食欲コントロールが難しくなってしまう。
しかも!インスリンの働きも低下させるのでインスリン過剰にもなりやすくなり、その結果脂肪を溜め込みやすくなります。
何事もバランスが大事・・と言いますが、ホルモンバランスって本当に大事です。
ダイエットや体質改善のために、食事や運動をがんばっているのになかなか結果が出ないという人は、しっかり眠るようにしてください。
仕事や子育てなど、早寝が難しい人もいると思います。
いつもより1時間早くベッドに入る。
まずはここからはじめてみましょう!