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先日の記事で、白砂糖が体にいいのか悪いのかについて書きました。
私は白砂糖を以前ほど、悪者扱いしなくなりました。
自分でお料理をするので、砂糖でもどんな商品を選ぶかは自分なりの選ぶポイントはありますが・・
私が小学校の頃、保健室の前に清涼飲料水にどれくらい砂糖が入っているかを
買いたポスターが貼られていたのを今でも覚えています。
白砂糖の害が広まるようになってから、食べ物に入っている糖質の量を白砂糖の量に換算した表のようなものも目にするようになりました。
以前は、
こんなに白砂糖が入ってるんだ!こわ〜〜!!
と思っていました。
だけど、今は白砂糖うんぬんの問題ではないとはっきりと言えます。
もちろん、白砂糖の摂りすぎは良くないでしょう。
それは、白砂糖に限らず何を食べても同じ。
だし、白砂糖をそんなに大量に摂ることは難しい。
白砂糖は、本当にさまざまな食べ物に入っています。
例えば、清涼飲料水。
甘いジュースが好きな人は、水分補給代わりに摂っている人もいると思います。
この清涼飲料水は、私が小学校の頃保健室の前でよく見ていたポスターのように
白砂糖の害の代表的なものとして話題にあがるものです。
今でこそ、ペットボトルで売られている甘いジュースは一切飲まない私ですが
子供の頃は良く飲んでいましたね〜。
そんな清涼飲料水の代表的なものの原材料です。
・某メーカーのオレンジジュース
オレンジ、砂糖類(果糖ブドウ糖液糖、砂糖、ブドウ糖)、酸味料、ビタミンC、香料
・某メーカーの黒い炭酸飲料
糖類(果糖ブドウ糖液糖、砂糖)、炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
- ・某メーカーのスポーツ飲料
- 砂糖、
果糖ブドウ糖液糖
この3つは、昔からあって、いまだに人気のある商品です。
原材料を見て分かるように、甘味料として使用されているのは砂糖だけではないんです。
他にも食品添加物だらけですが、それは今回本題ではないので・・
果糖ブドウ糖液糖
これが、世の中にある甘いものには砂糖とともに大量に使われています。
この果糖ブドウ糖液糖、名前からして何か自然なものだと思っている人も多いようですが、この果糖ブドウ糖液糖こそ、砂糖よりもあなたを甘いもの中毒にする犯人なんです。
果糖ブドウ糖液糖、別名高フルクトース・コーンシロップや異性化糖とも言われるもの。
果糖ブドウ糖液糖とは、ブドウ糖と果糖を混ぜた液体で、とうもろこしやいもなどのでんぷんから作られます。
果糖を多く含み、原料となるとうもろこしは遺伝子組み換え技術により大量生産が可能となり、今や砂糖よりも安価な甘味料の代表なんです。
まず原料に不安があるということ。
そして、この果糖ブドウ糖液糖の何があなたを甘いもの中毒にするかというと、果糖の性質です。
ブドウ糖は、小腸から吸収され、血液にのって全身に運ばれ、素早くエネルギーになり、余った分は貯蔵されて、必要なときにまた使います。
一方果糖は、ほとんどが肝臓で代謝されるので、血糖値は上げにくいけど余剰分は脂肪として蓄積しやすいんです。
ブドウ糖は、血糖値を上げてくれるので満腹感を感じやすいとも言えて、果糖は満腹感を得にくい。
だから、また欲しくなる。
砂糖も、果糖とブドウ糖からできているけど、その分子はくっついていて
代謝されるときに分かれます。
だけど果糖ブドウ糖液糖は、はじめから分かれているので分解の必要がなく、
結果的に血糖値をかなり上げます。
果糖はその特徴通り、肝臓ですぐに代謝されるので、脂肪にすぐなってしまう。
こんな風に、果糖ブドウ糖液糖は血糖値をどんと上げる上に、満腹感も低く、またすぐに甘いものが欲しくなり、依存性を高める原因になるものなんです。
白砂糖を恐れるよりも、この果糖ブドウ糖液糖が体に及ぼす影響に目を向けてみてください。
とうもろこしやじゃがいもが原材料なので、天然の甘味料と言われているけど、だったら私は白砂糖をシンプルに使っているスイーツを食べます。
そして、上記のジュースたちは食品添加物もダブルで入っているので
それらがタッグを組んだ場合の体への影響は全く解明されていないんです。
甘いもの中毒かも・・そう思う人は、白砂糖だけでなく
普段何気なく買って飲み食いしているものに果糖ブドウ糖液糖が含まれていないかを
見てみてください。
清涼飲料水はその代表だけど、それらに限らず調味料(ケチャップやソース)にもかなり使われるんですよ!