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これまで、ファスティング中に起こる症状について書いてきました。
今日は、ファスティング中に起こりやすい症状のうちの寒気や冷えについてです。
私たちは食べることによってエネルギーを生み出しています。
栄養を取り入れることもそうですし、純粋に食べることによっても熱を生み出しています。
それが、
食事誘発性熱産生
です。
食事をして咀嚼することによっても体温って上がるんです。
ファスティング中は、食べないことで内臓の負担を減らしますがその代わりに寒さを感じやすくなってしまうんです。
そういう意味では、真冬のファスティングのほうがハードルが高いのかもしれません。
その上、最低限のブドウ糖しか摂取しないので一時的に栄養不足になるので
体はあなたを守るために省エネモードになります。
少ししか入ってこないエネルギーで、活動や代謝のためのエネルギーをまかなう必要があるんです。
そうすると、それが寒気や冷えとなって現れるんですね。
これはもう、ファスティングをする上で避けることはできません。
ただ、この寒気や冷えにただ耐えろ、ということではありません!
しっかりと対策をすることで、緩和することはできます。
①暖かい格好をする・・腹巻きやソックスなどがおすすめ。真冬ならカイロや湯たんぽも上手く利用しましょう
②白湯を飲む・・冷たい水やハーブティーで水分補給をするのではなく、内側から温める努力を!
③ウォーキングやストレッチ、ヨガをする・・体を動かすことで熱をおこす。あまりハードな運動ではなく、心地いいと感じる強度のものがいいです。自律神経が整うヨガはおすすめです。
④お風呂にゆったり浸かる・・バスソルトなどを入れて軽く汗をかくといいです。あまり長風呂したり、熱すぎる湯船は立ちくらみなどのリスクもあるので気をつけてください。
①〜④、すべて簡単にできることなのでぜひ試してみてください。
特に②の、白湯は大事です。
普段から、水分補給で冷たい飲み物をガブガブ飲むクセのある人は要注意です。
人間の体は36.5度前後がもっともよく働くと言われています。
それなのに、冷たい飲み物を年中飲む習慣のある人は内臓から冷えている可能性があります。
せっかくなので内側からケアしてあげましょう^^