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炭水化物の中ではお米は太りづらく、とてもよいエネルギー源です。
脳にしっかり栄養を与えるためにはブドウ糖が必要なのです。
みんな数字に気を取られて少し体重が増えてしまうと、怖くなってしまって食べる量を調節してしまうんです。
特にハードな糖質制限や、ダイエットとリバウンドを繰り返した人、過食嘔吐癖のある人がお米を食べ始めると体重増加が顕著です。
だけど、体に負担のかからない方法でお米を食べて増えた分は心配しなくて大丈夫です。
詳しくはこちらにも書いています。
体の機能が回復する過程で、体重が増えてしまうこともあるのです。
ですが、お米を食べて本当に脂肪を溜め込んでしまうこともあります。
お米を食べて「本当」に太ってしまう人には特徴があります。
・脂っこいもの、クリーミーなものが好き
・よく噛んでいない
ダイエット中のお酒の飲み方のところでも書きましたが、
糖質と脂質の組み合わせは脂肪になりやすいんです。
お米をしっかり食べて太る、という人は例えばこんな組み合わせが好きでよく食べています。
デミグラスハンバーグ(ソースにもお肉にも油たっぷり)
チキンドリア(チキンにもチーズにも油たっぷり)
唐揚げ(たいていもも肉。チキンにも揚油にも油が多い)
カレーライス(ルーにもお肉にも油が多い)
カレーの場合、とんかつをトッピングするともう無敵レベルです・・
洋食系が多いと感じるかもしれませんが、最近は和食にも油が多用される傾向があるのでそうともいえません。
きんぴらごぼうやひじき煮などの副菜も、油で一度炒めてから作るレシピって結構多いんですよ。
実際は油を使わなくても美味しく仕上がるんですが、舌触りよく、リッチに仕上げるためになんですかねぇ。
そして、よく噛まないことの影響も大きいです。
お米などのでんぷん質はアミラーゼという唾液に含まれる消化酵素によって消化しやすい形に分解されることで、スムーズに代謝されます。
ここで、食事をかき込むような形で摂るとさらに体に負担がかかるんです。
カレーや唐揚げを食べてはいけない!・・と言っているわけではないんです。
ただこれらを毎日毎日摂りながら、ダイエットすること、一度落ちてしまった代謝機能を回復するのは難しいと考えてください。
きちんと体の機能が回復した状態であれば、適度に摂る分には全く問題ないんです。
おすすめの副菜は、油を控えたものです。
油を控えても、美味しいおかずはいくらでも作れます。
意外かもしれないけれど、洋食でも、中華でも油控えめでも美味しくできるんですよ。
外食が多い人でもここを意識してメニュー選びをしたり、家にいる時だけでもシンプルなものを食べるようにするだけでずいぶん違います。
油物との組み合わセガ好きな人、早食い癖のある人は少し意識を変えてみるといいですよ。